「米国こそ核放棄せよ」
「米国こそ核放棄せよ」
北朝鮮が12日午前、日米首脳会談・食事中を狙い撃ちして新型の弾道ミサイルを発射した。
あわてた安倍晋三首相とトランプ米大統領は、並んで北朝鮮非難声明を発表した。
三百代言のように日米は、北朝鮮が「挑発」をしたとして「制裁」論を繰り返している。
今回もまた、日米韓3か国は、国連安保理に「北朝鮮制裁」案を共同提出した。
一方、中国とロシアは「遺憾と懸念」を表明している。
「問題の根源は朝米、朝韓間の矛盾にあり、最終的な出口は対話にある」(中国外務省)
「日米韓など関係諸国は冷静さと、さらなる緊張激化につながる行動を自制すべき」(ロシア外務省)――と、北朝鮮との対話を要求している。
北朝鮮への「一方的な抑止力拡大」だけでは、問題解決にはならないと、日米韓3か国をけん制している。
北朝鮮も米国との対話を望み、要求している。
ところが米国は対話を拒み、圧力と制裁政策、核攻撃恫喝を続けてきた。
北朝鮮側としては、米国からと日米韓3か国からの政治的・軍事的・経済的「攻撃」から体制と民族を守るため、核とミサイルで武装した。
米国は北朝鮮の核放棄要求のため、圧力と制裁を強化。
北朝鮮もその都度、核とミサイルの精度を上げていく。
それをいいことに米国は、アジア地域の安保体制を強化している。
結局、米国は北朝鮮の核・ミサイル問題を理由に、アジア地域と日米韓3か国の安保を強化しているのだ。
北朝鮮の核とミサイル問題の「問題」こそ、米国のアジア地域戦略そのものにあった、ということである。
今回も国連安保理で北朝鮮「制裁」が議論されようとしているが、「制裁」では北朝鮮の核・ミサイル開発を止められないことを、国連は理解すべき時に来ているのではないか。
むしろ、米国に対して、アジア地域安保(地上配備型ミサイル迎撃システム、ミサイル防衛システムなど)の非難決議、北朝鮮との対話を行うよう要請すべきではないか。
国際社会は、米国の核政策放棄に向けて、結束し、声を挙げるべきだ。
2017年2月14日 記
北朝鮮が12日午前、日米首脳会談・食事中を狙い撃ちして新型の弾道ミサイルを発射した。
あわてた安倍晋三首相とトランプ米大統領は、並んで北朝鮮非難声明を発表した。
三百代言のように日米は、北朝鮮が「挑発」をしたとして「制裁」論を繰り返している。
今回もまた、日米韓3か国は、国連安保理に「北朝鮮制裁」案を共同提出した。
一方、中国とロシアは「遺憾と懸念」を表明している。
「問題の根源は朝米、朝韓間の矛盾にあり、最終的な出口は対話にある」(中国外務省)
「日米韓など関係諸国は冷静さと、さらなる緊張激化につながる行動を自制すべき」(ロシア外務省)――と、北朝鮮との対話を要求している。
北朝鮮への「一方的な抑止力拡大」だけでは、問題解決にはならないと、日米韓3か国をけん制している。
北朝鮮も米国との対話を望み、要求している。
ところが米国は対話を拒み、圧力と制裁政策、核攻撃恫喝を続けてきた。
北朝鮮側としては、米国からと日米韓3か国からの政治的・軍事的・経済的「攻撃」から体制と民族を守るため、核とミサイルで武装した。
米国は北朝鮮の核放棄要求のため、圧力と制裁を強化。
北朝鮮もその都度、核とミサイルの精度を上げていく。
それをいいことに米国は、アジア地域の安保体制を強化している。
結局、米国は北朝鮮の核・ミサイル問題を理由に、アジア地域と日米韓3か国の安保を強化しているのだ。
北朝鮮の核とミサイル問題の「問題」こそ、米国のアジア地域戦略そのものにあった、ということである。
今回も国連安保理で北朝鮮「制裁」が議論されようとしているが、「制裁」では北朝鮮の核・ミサイル開発を止められないことを、国連は理解すべき時に来ているのではないか。
むしろ、米国に対して、アジア地域安保(地上配備型ミサイル迎撃システム、ミサイル防衛システムなど)の非難決議、北朝鮮との対話を行うよう要請すべきではないか。
国際社会は、米国の核政策放棄に向けて、結束し、声を挙げるべきだ。
2017年2月14日 記
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