「米韓合同軍事演習を中止せよ」
「米韓合同軍事演習を中止せよ」
米国は、3月初旬から米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」を実施すると表明している。
同軍事演習は、北侵核戦争を目的とした作戦演習で、毎年、内容をエスカレートさせ、時には米韓軍以外の米同盟軍も参加(自衛隊も参観名目で参加)する、大規模の戦争演習である。
米国は、この演習の延長上で、実際の戦争(北が挑発したという前提で)になることも想定していて、一般的に言う「軍事演習」以上の目的を持っている。
2012年以降、合同軍事演習にスパイ及びテロ集団を浸透させる作戦を組み合わせ、共和国の政治体制(朝鮮労働党中央委員会)を破壊する作戦を実行している。
もちろん、それ以外に米国は、共和国の政治体制破壊工作を、日常的に行っている。
その集大成が軍事演習である。
今年1月、米国・南朝鮮(韓国)連合師団参謀部を編成した米国は、その本格的な稼働を始めた。
この師団参謀部は、南朝鮮駐屯米軍の主力となっている米第2師団を母体に、南朝鮮軍(軍事主権たる作戦権を米軍に渡している)を加えて編成している。
編成の目的は、いったん有事となれば北の核とミサイルを除去したのち、平壌の地で「特別民事作戦」(テロ作戦)などの特殊任務を遂行して、党中枢部を破壊、または反体制者を組織し、共和国の政治体制を消滅させることを任務としている。
今年の合同軍事演習には当然、この米韓連合師団参謀部も参加する。
ところで、合同軍事演習の内容は年々、凶暴になっていて、軍事演習からいつ戦争が勃発してもおかしくない危険なレベルにまでなっている。
合同軍事演習の必要性について米国は、共和国の「軍事的脅威」「軍事的挑発」だと喧伝している。
朝鮮半島での米軍の軍事演習は、共和国が核やミサイルを保有する以前から行っていたのだから、共和国の核保有そのものが問題ではなかったことになる。
なぜ、米国は、朝鮮半島で軍事演習を実施するのか。
それは米帝国主義の好戦的性質から来ている。米国が発信する朝鮮半島の「平和と安定」との意味は、共和国の社会主義的政治体制を武力で崩壊させた後の、朝鮮半島統一(自由主義体制での統一)の姿を主張しているのである。
それはもちろん、歴史と世界を欺いている。
朝鮮半島での米韓合同軍事演習は直ちに中止すべきである。
そうすれば、米国が発信する表現は、幾らかは信頼することができる。
2015年2月19日 記
米国は、3月初旬から米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」を実施すると表明している。
同軍事演習は、北侵核戦争を目的とした作戦演習で、毎年、内容をエスカレートさせ、時には米韓軍以外の米同盟軍も参加(自衛隊も参観名目で参加)する、大規模の戦争演習である。
米国は、この演習の延長上で、実際の戦争(北が挑発したという前提で)になることも想定していて、一般的に言う「軍事演習」以上の目的を持っている。
2012年以降、合同軍事演習にスパイ及びテロ集団を浸透させる作戦を組み合わせ、共和国の政治体制(朝鮮労働党中央委員会)を破壊する作戦を実行している。
もちろん、それ以外に米国は、共和国の政治体制破壊工作を、日常的に行っている。
その集大成が軍事演習である。
今年1月、米国・南朝鮮(韓国)連合師団参謀部を編成した米国は、その本格的な稼働を始めた。
この師団参謀部は、南朝鮮駐屯米軍の主力となっている米第2師団を母体に、南朝鮮軍(軍事主権たる作戦権を米軍に渡している)を加えて編成している。
編成の目的は、いったん有事となれば北の核とミサイルを除去したのち、平壌の地で「特別民事作戦」(テロ作戦)などの特殊任務を遂行して、党中枢部を破壊、または反体制者を組織し、共和国の政治体制を消滅させることを任務としている。
今年の合同軍事演習には当然、この米韓連合師団参謀部も参加する。
ところで、合同軍事演習の内容は年々、凶暴になっていて、軍事演習からいつ戦争が勃発してもおかしくない危険なレベルにまでなっている。
合同軍事演習の必要性について米国は、共和国の「軍事的脅威」「軍事的挑発」だと喧伝している。
朝鮮半島での米軍の軍事演習は、共和国が核やミサイルを保有する以前から行っていたのだから、共和国の核保有そのものが問題ではなかったことになる。
なぜ、米国は、朝鮮半島で軍事演習を実施するのか。
それは米帝国主義の好戦的性質から来ている。米国が発信する朝鮮半島の「平和と安定」との意味は、共和国の社会主義的政治体制を武力で崩壊させた後の、朝鮮半島統一(自由主義体制での統一)の姿を主張しているのである。
それはもちろん、歴史と世界を欺いている。
朝鮮半島での米韓合同軍事演習は直ちに中止すべきである。
そうすれば、米国が発信する表現は、幾らかは信頼することができる。
2015年2月19日 記
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